2013/06/20 / 100年住宅を考える No.17 文化の香り漂う町並み<兵庫県たつの市> 築150年、この家の木が愛おしい 兵庫県龍野市にある古い写真の風景を見に行った。城下町の龍野市は道が入り組みわかりにくい。町の人に聞きながらたどり着くと、そこはお城の前だった。桜祭りが催...
2013/05/20 / 100年住宅を考える No.16 機織りの町<京都府与謝野町加悦> 変わらない町並みと心 機織り (はたおり) の音を聞きに加悦 (かや) を訪ねた。峻険な与謝峠を鉄橋で "まわり階段" のように盆地に下ると、国道176号線沿いに小さな町が続く。加悦には...
2013/04/20 / 100年住宅を考える No.15 三代続く桶屋<三重県関市> 「桶重」三代目 服部重三さん 八十四歳 三重県関市は東海道と伊勢街道を結ぶ宿場町。江戸時代から“お伊勢参り”で栄えた。東西二・五?の街道沿いに旅籠、問屋、銀行、酒屋、足袋屋、町家、鍛冶屋、桶屋、風呂...
2013/03/20 / 100年住宅を考える No.14 母の茶室<綾部市> 80歳の大工が 最後にした仕事 綾部市の旧町並みを散策していると、まだ新しいが古びた造りの家が目に留まった。 萱門の屋根に映える美しい軒しのぶ。門から続く踏み石には水が打たれていた。一...
2013/03/20 / 100年住宅を考える No.13 港町の商家<岡山県玉島> 百年住宅に 新しい風が入った 岡山県の玉島は江戸、明治時代に栄えた港町だった。今もその面影を残す商家が城のような優美な構えを昔のまま残している。 焼き物の町らしく瓦タイルを使い、芋目...