2018/03/14 / 100年住宅を考える No.31 自立した港町 香川県引田 香川県と徳島県の県境に引田という小さな港町がある。引田と書いて「ひけた」と読む。潮が引けたからくるのか、海とかかわりの深い歴史がある。室町から続く漁村だが、三方を山で囲まれた交通は船しかな...
2018/01/25 / 100年住宅を考える 居心地の良さを追求した3世代住宅 恵まれた環境を取り入れ、居心地の良さを追求した3世代住宅 箕面駅の近く、自然が残る住宅街の一角に建つK邸は築40年で老朽化が進んでいた。 リフォーム...
2017/01/23 / 100年住宅を考える No.30 防災と建築 宮城県気仙沼市 2014年秋、宮城県気仙沼市へ帰省する友人に誘われ初めて東北の地を訪れた。 東日本大震災の被災地、気仙沼は昔から地震や津波に見舞われてきた。1896年明治三陸地震、1933年の昭和三...
2016/10/23 / 100年住宅を考える No.29 御影公会堂 昭和の終わり頃、国道2号線と石屋川が交差する地点に御影公会堂を初めて見た。その建物はかなり傷んでいたが手入れもされず、役目を終えたかのように見えた。唯一玄関口で目立っていたのは、地下で営業している食...
2016/07/19 / 100年住宅を考える No.28 兵庫県三田市の再生 白州次郎・正子の墓が三田市の心月院にあることを知り訪ねた。 三田藩藩主九鬼家の菩提寺心月院は城下町にあり道が卍にできている。方角がわかっていてもなかなか辿り着かない。畑仕事をしている男性に道を尋ねた...