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NEWS

/ お知らせ

サンウエーブキッチンの 『 くるりん排水口 』 とは・・・

2月1日から新しくなったサンウエーブのキッチンシリーズ、リシェル、アミィ、シエラに搭載された『くるりん排水口』が話題です。
この動画をご覧頂くと大変わかりやすいと思いますが、シンク排水口の“ぬめり”“汚れ”が、普通に使っているだけで水流によって洗い流されていくというのです。 詳しくはサンウエーブキッチン公式サイトで! お掃除らくらくキッチンになりますね。
posted by Doumoto

/ 100年住宅

No.11 茅葺の民家<西宮市名塩>

築300年の 家が育てた 生き方

 

芝辻家

宝塚から有馬に抜ける国道176号線。そこから名塩の旧街道に入るとすぐに茅葺の民家があった。
表玄関の両隣に土蔵が並び老松が庇のように被っている。立派な門構えに気後れする。感心して見ていると、勝手口から艶子さんとお嫁さんが出てきた。「立派な家ですね」と話し掛けると「中を見ていきますか」と気さくに言って頂き、感激した。
表玄関のくぐり戸から入ると中庭があり正面に母屋の入口がある。母屋は茅葺屋根の上に千木(ちぎ)が七個並んだ美しいいでたちを空に写している。がっしり した框戸を開けると十畳ほどの玄関たたきがある。天井は一部屋根裏を見せ、天窓があり薄暗い内玄関を照らしている。茅葺のため火事から家を守る目的で天井 裏には土がたくさん載せられているそうだ。柱は石の上にのったままであるが、土の重みで阪神大地震にも動くことはなかった。
玄関から次の間(六畳)を通って、続きの和室に入ると鴨居の上にご先祖の写真が飾ってあった。一番古い写真は江戸時代のおばあさんだという。

 

表門

艶子さんが嫁入りの時に張替えたという芭蕉紙襖が古色蒼然としていい色を出している。三田から嫁に来てすぐに太平洋戦争が始まった。義父は賢く厳しい人 だったが、多くのことを学んだそうだ。ご飯は炊きたて、味噌汁は二度温めない。着物のたたみ方など嫁の仕事を教えてもらった。と当時の思い出話を語った。

 

ティーカップ

義父を見送った後、義父を慕う心が家を磨き大切にする。周りの家具や道具はほとんど昔から伝えられてきたものだ。
過去帳に元禄11年、この家で最初に亡くなった家族の名前がある。家は三百年間、芝辻家の人々を守り同化していった。黒光りしている竿縁天井は先祖の肉声 を孕んでいるかのように見える。大きなお仏壇を見せてもらった。黒檀を使い、漆塗りと金箔で作られた仏壇は見事なものである。戦時中、空からの急襲を受け た時、玉が仏壇の後ろから入り厚みのある扉に食い込み家族を守った。その修理費は当時で百万円もかかったという。
その隣の床の間には、鶴を日本刺繍した掛軸が飾ってあった。艶子さんが女学生の頃に作った刺繍を嫁入りの時に持ってきて、それを義父が掛軸にして飾った。絹糸の材料代は着物一着分にもなるという。

 

玄関

八十歳になる艶子さんは「ゲートボールをする暇があったら家ですることがなんぼでもある。」とお元気だが、人生で遣り残したことがあるという。それは衝立に日本刺繍をすること。目が頼りなくなってきたので如何しようか思案中だ。
つい最近、隙間風も入るし狭いので二世帯住宅に建て替えようとしたが、息子さんの「築三百年の家を建てることは出来ないから。」の一言で取りやめになった。
引き継がれてきたものは家だけではない。三百年間、家に育てられた知恵や生き方が残っている。芯をまっすぐ通った生き方をして来た。と、艶子さんは私に言った。家は人を育てると思った。

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神戸のKIITOに行ってきました

KIITO外観
三宮駅から神戸市役所の前を通って、まっすぐ海の方へ歩き、高速道路下の公園を過ぎると花崗岩張りの時計塔がそびえる神戸税関が現れます。 その向かい側に、何本ものコンクリート柱が印象的な4階建ての建物があります。 ここがKIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)。 元は神戸生糸検査所でしたが、2008年に使われなくなった後、歴史的景観保存のため神戸市が買収。「デザイン都市・神戸」の 創造と交流の拠点として改修し、昨年10月にデザイン・クリエイティブセンター神戸〈愛称=KIITO(きいと)〉としてオー プンしたものです。 つくることが生きること 1階のイベントスペースでは、1月17日から27日まで「東日本大震災復興支援『つくることが生きること』神戸展」が開催されています。 神戸の震災から18年の歳月が経ちましたが、これまでの復興の道のりをアートやデザイン、建築の分野での活動を時系列に振り返り、これからの東日本大震災被災地の復興とその支援を考えていこうとするものでした。
女川フィッシュ
展示スペースの一部に、被災者が自立復興のために製作した数々の商品が並べられているところがありました。 そこで見つけた魚の形をした木のキーホルダー『女川フィッシュ』。津波被害で漁港機能や漁船を失った女川の人たち。途方に暮れたままいくつもの時間が過ぎ去ったのではないかと想像しますが、復興のきっかけを作るため「魚がとれるようになるまで、さかなを作ろう」という合い言葉のもと、木を削りキーホルダーを作っているのだそうです。作業場は、いまだに大潮の時には海水が流れ込んでくる状態で、その間は作業ができなくなるそうです。→制作者のWEBサイト それでも、クオリティの高いものを作りたいという思いで頑張っていらっしゃるそうです。 『つくることが生きること』というこの展示会テーマは、まさに彼等の気持ちなのだろうと思います。 すべて失ったから何もできないと諦めるのではなく、生きているという現実から希望の光を見つけようとしている。復興の道のりはまだ長い。支援の輪を広げることはやめてはいけないと思います。 さて、建物の話に戻しましょう。
研ぎ出しの階段手すり壁
KIITOの中は、改装されても昔のまま残されているところがあります。 特に目立つのが階段の手すり。人造石の研ぎ出し仕上げで、色の異なる数種類の石を使い分けています。 左官業の親方に聞いた話では、研ぎ出しができる職人は今はほとんど居なくなってしまったというのです。やはり、こういう仕事 が少なくなって随分経つからなのでしょう。仕事がなければ技術の伝承も困難になります。大工の仕事も然り。 高度な専門技術・技能が無くても施工ができるようにすることは必要なことではありますが、昔の技術が忘れられていくことは、果たして進歩といえるのでしょうか。 歴史的な建物を観るたび、そう思わずにいられません。
posted by Doumoto

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