思い出の椅子を修理
リビングや台所のリフォームをさせていただいているお客様から、『修理できませんか?』と、お預かりしていたアンティークな木製の椅子がありました。
座面の一枚板に、4本の脚と見事な透かし彫りの背もたれが取り付けられただけの、単純な構造のものでしたが、背もたれが座面に彫り込んである部分からぽっきり折れてしまっているのでした。
会社に持ち帰って、大工さんたちが頭をひねっています。
『ビスや接着剤で固定しても、もたれたらすぐに折れてしまうよなぁ。』
『ボルトで固定するにしても板が薄いから難しいなぁ』
お預かりしてから数週間が経ち、リフォーム工事のほうも完成間近。
いい加減に何とかしないと・・・ と、ほぞ穴をきれいにして接着剤を付け、はたがねで締め付けて数日おきました。
はたがねを外すと元通りの椅子に修理完了! だと思うのですが、もたれると折れてしまいそうな危なっかしい椅子のできあがりです。
お客様のお宅にその椅子をお届けすると、大変喜んでくださいました。
もたれると、また折れてしまうかもしれないことをお伝えすると、『大丈夫です。飾りにしておきますから。』とのこと。
お話によると、フランスで購入した “貴族のお屋敷にあった使用人の椅子” で、思い出の品なのだそうです。
なるほどと思いました。
使用人は、背もたれにもたれることなど許されなかったということなのでしょう。
そう考えると、深い意味を持ったいい椅子ですね。
座面の一枚板に、4本の脚と見事な透かし彫りの背もたれが取り付けられただけの、単純な構造のものでしたが、背もたれが座面に彫り込んである部分からぽっきり折れてしまっているのでした。
会社に持ち帰って、大工さんたちが頭をひねっています。
『ビスや接着剤で固定しても、もたれたらすぐに折れてしまうよなぁ。』
『ボルトで固定するにしても板が薄いから難しいなぁ』
お預かりしてから数週間が経ち、リフォーム工事のほうも完成間近。
いい加減に何とかしないと・・・ と、ほぞ穴をきれいにして接着剤を付け、はたがねで締め付けて数日おきました。
はたがねを外すと元通りの椅子に修理完了! だと思うのですが、もたれると折れてしまいそうな危なっかしい椅子のできあがりです。
お客様のお宅にその椅子をお届けすると、大変喜んでくださいました。
もたれると、また折れてしまうかもしれないことをお伝えすると、『大丈夫です。飾りにしておきますから。』とのこと。
お話によると、フランスで購入した “貴族のお屋敷にあった使用人の椅子” で、思い出の品なのだそうです。
なるほどと思いました。
使用人は、背もたれにもたれることなど許されなかったということなのでしょう。
そう考えると、深い意味を持ったいい椅子ですね。




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